ゲブレイェスス氏:アル・アウダ病院は使用不能に
ジュネーブ、5月29日(Hibya) - 世界保健機関(WHO)のテドロス・アダノム・ゲブレイェスス事務局長は、ガザ北部のアル・アウダ病院が退避命令を受けた後、使用不能となったと発表しました。
ゲブレイェスス氏は、退避命令の後にアル・アウダ病院が使用不能となり、保健省からWHOに通知があったと述べました。
彼によれば、13人の患者を含む97人が病院内に留まっており、「引き続き不安定な状況下ではあるが、WHOは明日、患者を他施設へ搬送する任務を計画している」と述べました。
ゲブレイェスス氏は、通行不能な道路のため医療機器が搬出できなかったとし、次のように語りました:
「アル・アウダ病院の閉鎖により、ガザ北部には機能する病院が残されておらず、地域住民の重要な生命線が断たれた。WHOは病院の保護、職員と患者の安全確保を訴え、市民と医療サービスの積極的な保護を改めて呼びかけている。病院は決して攻撃されたり軍事利用されたりしてはならない。停戦を!」
日本のニュース通信社 Japan News Agency