イラン、偽の諜報報告に関してオーストリア政府に公式声明を要求
テヘラン、5月30日(ヒビヤ)-イラン外務省の報道官イスマイル・バガエイ氏は、イランの核計画の平和的性質に疑問を投げかけたオーストリア情報機関の主張を誤りかつ根拠のないものだと表現した。
バガエイ氏は、これらの報告はイラン・イスラム共和国に対するメディアプロパガンダを作り出すことを目的として捏造されたものであり、信頼性や正当性は一切ないと主張した。
彼は、イランが核拡散防止条約(NPT)の加盟国であり、核計画が国際原子力機関(IAEA)によって最も厳格に監視されていることを強調した。オーストリア情報機関の行動は、IAEAの信頼性を損なうものであるとも述べた。
さらに、オーストリアおよびその他の一部欧州諸国が、シオニスト政権の大量破壊兵器の保有について偽善的に沈黙し、虐殺的かつ占領的な政権を全面的に支持することで、兵器なき中東の実現を妨げていることを指摘した。
バガエイ氏はオーストリア情報機関を虚偽の情報の拡散で非難し、同国政府に対してその責任を問う公式声明を発表するよう求めた。
日本のニュース通信社 Japan News Agency