欧州の指導者ら、ウクライナへの安全保障の提供について協議
パリ、9月4日(Hibya)― 「ボランティア連合」と呼ばれるグループは、ロシアとの和平合意が成立した場合にウクライナに提供される安全保障について、さらなる協議を行うため本日パリとオンラインで会合を開いている。
フランスのエマニュエル・マクロン大統領の主催の下、ウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー大統領を含む主に欧州の指導者らが集まり、ウクライナを支援したいという意思を、ロシアとのいかなる和平合意も維持できるという安心感を与える具体的かつ特別な保障にどのように転換するかを協議する。
昨夜ゼレンスキーを迎えたマクロンは、数か月に及ぶ軍事計画担当者の作業を経て、欧州がついに保障を提供する準備が整ったと発表し、本日の会議でその計画に政治的承認を与えると述べた。
指導者らは現地時間10時頃から内部協議のために集まり始め、その後15時には米国のドナルド・トランプ大統領と電話会談を行う予定である。
トランプは昨夜、ゼレンスキーとロシアのウラジーミル・プーチン大統領との対面会談を検討していると発表したが、具体的な行動は取られなかった。
CBSのインタビューでトランプは次のように語った。「何かが起こるだろう。しかし彼らはまだ準備ができていない。だが何かが起こる。私たちはそれを成し遂げる。」
以前、ポーランドのカロル・ナヴロツキ大統領との会談で、プーチンは次の一手を決断しなければならないと記者団に語り、「もしそれに満足しなければ、何かが起こるのを目にするだろう」と付け加えた。
日本のニュース通信社 Japan News Agency