Deniz polisinden Adalar çevresinde 'deniz taksi' denetimi

9月20日、中国は世界最大の港である寧波舟山港から英国のフェリックストウ港へ、コンテナ船「Istanbul Bridge」を18日間の航海に送り出す。船には砕氷船が随伴する。目的は単発の航海ではなく、ロシアの北方海航路を通じてアジアと欧州の多数の港を結ぶ定期サービスを確立することだ。

北極の安全保障を研究するワシントン拠点のシンクタンク「Arctic Institute」の創設者で上級研究員のマルテ・フンペルト氏は、「大局的に見れば、北極は開かれつつある。20年前は凍りついていた。しかし今や融け、可能性が開け、関心を呼んでいる」と述べた。

同氏によれば、影響は船舶スケジュールを超える可能性がある。「北極は、気候変動が地政学的地図を変えている最初の地域だ。気候変動がなければ、この話題は議論されていなかった。ロシアは北極で石油・ガスを生産していなかっただろうし、中国も北極経由でコンテナ船を送っていなかっただろう。」

「資源、航路へのアクセス、そして新たな地域が突如アクセス可能になったことにより、気候変動が地政学的ダイナミクスを迅速かつ能動的に変化させている、世界で最初の大きな地域だ。」

さらに「これらの変化は、5~10年前の想定よりも速く進んでいる」と指摘。

「10年前、北極でのコンテナ輸送は2040年か2050年まで見られないと誰もが思っていた。ところが今は2025年で、中国はすでに実行している」と述べ、「儲かっているのか? 実のところ重要ではない…重要なのは知見を得て、やり方を理解することだ。中国がしているのはまさにそれ—経験と訓練を積んでいるのだ」と付け加えた。

日本のニュース通信社 Japan News Agency

 

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