ウクライナ支援を運ぶポーランド鉄道に破壊工作
ストックホルム、11月17日(Hibya)— ポーランドのドナルド・トゥスク首相は月曜日、週末にワルシャワとルブリンを結ぶ鉄道路線が「前例のない破壊工作」により破壊されたと述べ、この路線は「ウクライナへの支援物資輸送にとって極めて重要だ」と強調した。
トゥスク氏はXへの投稿で、日曜日に「爆発物」が線路を吹き飛ばしたと述べ、今回の攻撃は「ポーランド国家と民間人の安全を直接狙ったものだ」と付け加えた。
同じルートのさらに先でも破壊が確認されたという。
ポーランドのマルチン・キェルヴィンスキ内務大臣は月曜の会見で、週末に2件の別々の事件が発生したと述べた。1件は破壊工作と確認され、もう1件は「極めて高い確率で破壊工作」とされた。逮捕者はいない。
トゥスク氏は「犯人が誰であれ必ず捕まえる」と述べたが、誰が関与した可能性があるかについては言及しなかった。
負傷者を出さなかったこの爆発は、ヨーロッパ全体を警戒態勢に導いている一連の事件の最新のものだという。
ここ数ヶ月、多くの欧州諸国が自国の空域への無許可侵入を報告し、その多くがロシアを非難した。しかしクレムリンはこれらの主張を否定している。
日本のニュース通信社 Japan News Agency