トランプ氏と習氏、関税戦争後初の電話会談を実施
北京、6月6日(Hibya)— 米国大統領ドナルド・トランプ氏は木曜日、中国の習近平国家主席と電話で会談した。これは、中国製品の輸入に対する関税の引き上げに注力して始まったトランプ氏の2期目における、最初の公式な会談とされる。
トランプ氏はTruth Socialに「非常に良い電話会談だった」と投稿し、通話は約1時間半続いたという。両首脳は今後さらなる貿易協議を行うことで合意し、相互の国賓訪問の可能性についても話し合った。
またトランプ氏は、中国が欧州や米国の多くの技術・防衛製品に不可欠な部品に使用される特定の金属に対する輸出規制を緩和する可能性があることを示唆した。
トランプ氏は「レアアース製品の複雑性について、もはや疑問はないはずだ」と書いた。
中国側の発表によれば、両首脳は中国が主張する民主的な台湾島に対する立場についても意見を交わしたという。
新華社通信は「習近平氏は、中国と米国の関係の方向を修正するために舵を取り、進路を定める必要があると述べた。あらゆる干渉や破壊行為を排除することが特に重要だ」と伝えた。
日本のニュース通信社 Japan News Agency