ロシアの工兵部隊がクルスク地域の国境地帯で地雷除去を開始
モスクワ、3月15日(Hibya)- ロシア国防省は、ロシア軍がウクライナ軍から解放されたクルスク州の地域で地雷除去作業を開始したと発表した。
発表では、地雷除去作業が「激しい軍事作戦の後、地域に平和な生活と経済活動を回復させるために必要な社会的に重要な施設やインフラを復旧する目的で」実施されていると述べられている。
国防省は次のように付け加えた。「クルスク州の解放地域における地雷除去任務の実施を組織するため、軍事工学アカデミー国際地雷対策センターの代表事務所が設置された。この任務には、ロシア連邦軍の部隊および工兵部隊が参加している」。
また、国防省は、ウクライナ軍が作戦中にNATO加盟国から供給された外国製の兵器を含む様々な種類の弾薬を使用していたため、工兵部隊が多くの任務を遂行しなければならないと指摘した。
声明では、「工兵部隊は、クルスク州の解放地域の民間人にとって致命的な脅威となるPFM-1 'Lepestok' クラスター対人地雷を含む、ジュネーブ条約で禁止された弾薬を発見した」と述べられている。
さらに、この作戦の重要な特徴の一つとして、住宅、隣接する財産、農地、ガスパイプライン、ボイラールーム、電力線、通信設備、道路、橋梁などの重要なインフラを同時に地雷除去することが挙げられた。
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