トラブゾン発のフェリー「シーブリッジ」がソチ港への入港許可を取得
モスクワ、11月7日(ヒビヤ)-トルコのトラブゾンからソチに20人の乗客を乗せて到着したフェリー「シーブリッジ」が、これまで港への入港を許可されていなかったが、ついに接岸許可を得た。
航路を運営するSVSシッピング社のCEO、セルゲイ・トゥルクメニャン氏は「イズベスチヤ」紙に対し、船はモスクワ時間13時にソチに到着し、内部検査に備えていると述べた。
フェリーは11月5日21時10分(モスクワ時間)にトラブゾンを出発した。14年ぶりに再開されたトラブゾン–ソチ航路の初航海だった。当時、同社は就航を記念して、チケットを購入した乗客を座席からキャビンにアップグレードしたと発表していた。
前日、ロシア旅行業者協会(ATOR)は、「シーブリッジ」フェリーがロシアへの入国許可を得られなかったため、ソチで乗客を下船させることができなかったと発表した。船は10時頃にソチに到着したが、ロシア側は領海への入港を拒否し、ソチ港は正午まで訓練のため閉鎖されていた。
協会はまた、許可に関する問題はフェリーの試験航行中に始まり、現在まで解決されていないと付け加えた。
日本のニュース通信社 Japan News Agency