元ギリシャ王の家族がギリシャ市民権を申請
アテネ、12月22日(Hibya) - 元ギリシャ王室のメンバーがギリシャ市民権を申請しました。ギリシャでは1973年に君主制が廃止され、王室は約20年後に市民権を失いました。
ギリシャ最後の国王であるコンスタンティノス2世は昨年亡くなりました。
ギリシャ内務省は、元国王の親族が同国の民主政府を認める声明に署名したことを発表しました。
王室は数十年間亡命生活を送っていました。元ギリシャ国王は1981年、母親の葬儀に出席するために数時間だけ帰国しました。また、2004年のアテネオリンピックには私人として出席しました。
ギリシャ当局はコンスタンティノス2世のどの親族が市民権を申請したのかを明らかにしませんでした。しかし、ギリシャのメディアは、彼の未亡人である元ギリシャ王妃アンナ・マリア、5人の子供、5人の孫が含まれていると主張しました。
日本のニュース通信社 Japan News Agency