ガザ支援財団、ハマスの攻撃で多くの支援スタッフが死亡したと発表
ストックホルム、6月12日(Hibya)-アメリカのガザ人道支援財団は、ハマスの攻撃によって多数の支援スタッフが死亡したと発表した。
米国支援の人道団体は、水曜日の夜、ガザでバスが攻撃され、多くの支援スタッフが死亡したと主張し、その攻撃はハマスによって行われたと述べた。
ハマスはこの主張に対し、まだ反応を示していない。
米国とイスラエルに支援されている物議を醸す人道支援団体「ガザ人道支援財団(GHF)」は、現地時間午後10時頃、2ダース以上のチームメンバーを乗せたバスがハマスによって攻撃されたと述べた。
GHFの声明では、「事件に関する情報を引き続き収集中ですが、これまでに判明した内容は壊滅的です。少なくとも5人が死亡し、多数が負傷、そして一部のチームメンバーが人質に取られた可能性があります」と述べられている。
また、GHFは、グループがハン・ユニス西部の配給センターに向かっていた途中に攻撃を受けたとし、詳細が分かり次第、さらに情報を提供すると付け加えた。
GHFはさらに、「この卑劣で意図的な攻撃を強く非難する」と述べた。
またGHFは、ここ数日でハマスから繰り返し脅迫を受けたと非難している。
日曜日、ハマスのメディアは、同組織の部隊が「敵の計画に協力する団体や個人、または我々の国民の伝統や法律に違反する無法者・犯罪者・裏切り者に対して断固とした攻撃を行う完全な権限と任務を有している」と報じた。
武装グループは「すべてのスパイ、窃盗者、武装犯罪組織は、抵抗および治安部隊の正当な標的である」と述べた。
GHFは、イスラエルがハマスをガザでの支援物資の盗難とその販売による利益獲得で非難したことを受けて設立されたが、設立当初から物議を醸しており、多くの国際的な援助団体から批判を受けている。
国連や他の援助機関によると、イスラエル軍による支援ルートへの制限、継続的な空爆、安全の欠如、そして数万人の人々の絶え間ない避難が、すでに深刻な状況をさらに悪化させている。到着した支援物資は略奪の危険にさらされており、必要とされる物資の一部しか届いていない。
GHFが活動を開始して以来、支援物資配給地点の近くで多くのパレスチナ人が武装攻撃により命を落としている。
日本のニュース通信社 Japan News Agency