ラフビブ:人道支援は政治化されるべきではない
ブリュッセル、12月15日(Hibya)— 欧州連合(EU)の平等・備え・危機管理担当委員ハジャ・ラフビブは、ガザに関する声明で、人道支援は政治化されるべきではなく、直ちに地域に入る必要があると述べた。
ラフビブ委員は、現在も1,650万人が人道支援を必要としていると述べ、「緊急支援は不可欠だが、シリア人主導の包摂的な移行プロセスの枠組みの中で再建を支援する開発援助と併せて考慮されるべきだ」と語った。
ガザの停戦は脆弱であり、数百台の支援トラックが入域を待っているとラフビブ氏は述べた。
国際的な市民社会組織や国連のパートナーなしには支援の提供は不可能だと強調し、「これらの組織が活動できるようにすべきだ。人道支援は政治化されるべきではない。すべての通過地点を開放し、人道支援を直ちに地域に入れる必要がある」と述べた。
また、ワシントンで和平合意が署名されてからわずか数日後に南キブで戦闘が再開したことに懸念を示し、「安全で妨げのない人道的アクセスは不可欠だ。EUはすでに1億2,900万ユーロを動員している。この紛争を終わらせる唯一の道は外交だ」と語った。
日本のニュース通信社 Japan News Agency