クレムリン:新たな米国関税がロシアに利益をもたらす可能性は低い
モスクワ、4月4日(ヒビヤ)— ロシア大統領報道官ドミトリー・ペスコフ氏は、米国が導入した新たな関税の結果がロシアに有利になる可能性は低いと述べた。
以前、米国大統領ドナルド・トランプ氏は、他国からの輸入品に「相互的な」関税を課すと発表していた。基本最低率は10%で、各国に応じて調整され、米国製品を輸入する企業が支払う額の半分になる予定だ。
昨日発表された米国の関税発表では、ロシアに対する追加関税は言及されなかった。
一方で、EUからの製品には20%の関税が課される予定である。トランプ氏によれば、これは米国の「経済的独立の宣言」であり、国家債務の返済に「数兆ドル」が使われる助けとなるという。
ペスコフ氏は、米国の関税がロシアに有利かどうかを尋ねられた際、「ロシアにとって有利である可能性は低い」と答えた。
日本のニュース通信社 Japan News Agency