トランプバーガーのオーナー、国外退去の危機に直面
ストックホルム、8月10日(Hibya) - ガーディアン紙によると、テキサス州でドナルド・トランプをテーマにしたハンバーガーチェーンのオーナーが、大統領の命令を受けた移民当局に拘束され、国外退去の危機に直面している。
テキサス州で、ドナルド・トランプをテーマにしたハンバーガーチェーンのオーナーが、大統領の命令を受けた移民当局に拘束され、国外退去の危機に直面している。
米国移民税関捜査局(ICE)の報道官は、28歳のローランド・メヘレズ・ベイニーが2019年に「非移民ビジター」としてレバノンから米国に入国し、2024年2月12日までに出国する必要があったとガーディアン紙に語った。
テキサス州のフェイエット・カウンティ・レコード紙は、国土安全保障省(DHS)の情報として、ベイニーが女性と結婚したと主張した後、合法的地位を申請したと報じた。しかし、当局はその結婚期間中に女性と同居していた証拠はないと述べた。
ICEは、トランプバーガー1号店の開店から5年後の5月16日にベイニーを逮捕し、必要な手続きを開始したと発表した。
「これは、どのレストランを所有しているかや、どのような政治的見解を持っているかに関係なく適用される」と述べられた。
ベイニーはヒューストン・クロニクル紙の取材に対し、「彼らの言うことの90%はナンセンスだ」とICEの非難を否定した。移民裁判所での審理は11月18日に予定されている。
2020年、ベイニーがテキサス州ベルビルにトランプバーガー1号店を開店した後、全国的な注目を集めた。同年、トランプは大統領再選をジョー・バイデンに敗れた。トランプを称える記念品や、敵対者を風刺したメニューでいっぱいのベイニーのチェーンは、その後ヒューストンを含む他店舗へ拡大した。
日本のニュース通信社 Japan News Agency