Japan News Agency

ノルウェー交通情報委員会（OFV）によると、先月の新車登録の95.8%が電気自動車だった。ハイブリッド車も含めると、この割合は96.8%に達する。1月に販売された9,343台のうち、8,954台が電気自動車だった。

ノルウェーは石油とガスの主要生産国であるにもかかわらず、2025年から販売される新車のすべてを電気自動車にすることを目指しており、これはEU（ノルウェーは非加盟）の設定した目標より10年先行している。

比較として、自動車メーカー団体ACEAによると、2024年のヨーロッパにおける電気自動車の市場シェアはわずか13.6%で、2020年以来初の減少となった。

OFVのCEO、オイヴィンド・ソルベルグ・トーセン氏は、「このような数値を見たことがない。販売がこのペースで続けば、2025年の目標は達成されるだろう」と述べた。

トーセン氏はさらに、「しかし、目標を達成するためには、電気自動車を他の車種よりも経済的に有利にするためのインセンティブ制度を維持する必要がある」と付け加えた。

最も売れた50モデルのうち、電気自動車ではないのは2つだけで、最も売れた非電気自動車は33位にランクされた。

ノルウェーでは、電気自動車はさまざまな税制優遇を受けることができ、ディーゼル車やガソリン車よりもはるかに魅力的な選択肢となっている。さらに、電気自動車の所有者は通行料の免除、無料駐車、公共交通専用レーンの利用許可などの特典を享受できる。

ブリュッセルの計画とは異なり、オスロはディーゼル車やガソリン車の販売を禁止するのではなく、電気自動車をより競争力のあるものにするために寛大な税制優遇措置を提供することを選択した。