イランとロシアの外相が会談
天津、7月15日(ヒビヤ) - イランのアッバス・アラグチ外相とロシアのセルゲイ・ラブロフ外相は、中国・天津で開催された上海協力機構(SCO)外相会議の枠組みで会談した。
アラグチ外相は、イスラエルと米国の攻撃の後に行われた、米国および一部の欧州諸国によるイランに対する政治的中傷キャンペーンに言及し、イラン・イスラム共和国の国家防衛と加害者を責任追及するという決意を改めて表明した。また、濃縮を含む平和的な目的のための核エネルギーの使用は、イランの正当な権利であると強調した。
ラブロフ外相は、特に平和的な核施設を標的とするイランに対する違法な攻撃を非難する姿勢を改めて示した。地域の緊張と不信の激化を防ぐためには、二国間および多国間の協議を継続する必要があると述べ、国連安全保障理事会をはじめとする国際的な場でロシアが支援する用意があることを表明した。
日本のニュース通信社 Japan News Agency