ゼレンスキー氏、ウクライナがロシアのベルゴロド地域に入ったと主張
キエフ、4月8日(Hibya)— ウクライナのゼレンスキー大統領は月曜日、ウクライナ軍がロシアのベルゴロド地域で活動していると初めて発言した。モスクワは3月にこの地域での攻撃を報告していた。
ベルゴロドはウクライナの空爆の標的になることが多く、ウクライナ軍が昨年奇襲を行ったロシアのクルスク地域に近い。
ゼレンスキー氏は日々の演説で、オレクサンドル・シルスキー将軍から「クルスク地域およびベルゴロド地域での我々の存在」について報告を受けたと語った。ゼレンスキー氏は「我々は敵の領土との国境地域で積極的な作戦を継続しており、これは完全に正しい。戦争は来た場所に戻らなければならない」と述べた。
ウクライナ軍に近いとされる軍事ブログ「DeepState」によると、ウクライナ部隊は国境近くのデミドフカ村付近のロシア領土で13平方キロメートルの地域を制圧したという。
ゼレンスキー氏および他のウクライナ当局者は、クルスクや他のロシア領への攻撃は、スームィおよびハルキウ地域へのロシア軍の攻撃から注意をそらすためであると述べている。
日本のニュース通信社 Japan News Agency