Japan News Agency

メルツ首相の発言要旨：

「欧州諸国として、これまでにロシアに対して18件の制裁パッケージを発表しました。私たちはまた、ウクライナ戦争終結に向けて米国側とも協議を行っています。米国大統領には、平和のために欧州とウクライナのパートナーを信頼できると明確に伝えました。

ウクライナは戦争終結のための交渉の席に必ず着く必要があります。

我々は、アラスカでの協議において欧州の利益と安全保障が守られるべきだと考えています。安全保障の保証がなければ平和はあり得ません。保証は非常に強固でなければなりません。ウクライナの主権は尊重されるべきです。

ロシアが占領した領土を承認することは決してできません。しかし、ウクライナには平和への希望があります。我々はできる限りのことをしています。」

ゼレンスキー大統領の発言要旨：

「ウクライナの未来はウクライナ抜きで語ることはできません。我々はこの交渉の一部でなければなりません。まずは停戦、その後に安全保障の保証が必要です。米国のトランプ大統領は、米国が我々を支援する用意があると述べました。

彼らは明確に、ウクライナがいかなる防衛同盟に加盟することにもロシアに拒否権はないと表明しました。我々は、対ロシア制裁が過去と同様に今も重要であると強調しました。また、前線の状況についても議論しました。

私は欧米の指導者たちに言いました：プーチンははったりをかけています。彼はあらゆる場所で攻撃を行い、前線を突破しようとし、ウクライナを占領できるという印象を与えようとしています。しかし、それは絶対に不可能です。」