米中、貿易協議のためロンドンで会談へ
ロンドン、6月9日(Hibya)-米国と中国の間の貿易戦争を解決することを目的とした新たな協議が、月曜日にロンドンで行われる。
米国のドナルド・トランプ大統領は金曜日、米国の高官代表団が中国の代表と会談することを発表した。週末には北京が、副首相の何立峰(He Lifeng)が協議に参加することを確認した。
この発表は、先週トランプ大統領と中国の習近平国家主席との電話会談後になされたもので、トランプ氏はこれを「非常に良い会話だった」と述べた。
先月、世界最大の二つの経済大国は、互いの商品にかけていた関税を引き下げるための一時的な休戦に合意したが、その後、双方が合意違反を非難し合っている。
トランプ氏は、スコット・ベッセント財務長官、ハワード・ルトニック商務長官、ジャミソン・グリア通商代表が月曜日にロンドンで中国当局者と会うと述べた。
中国外務省は土曜日、副首相の何氏が6月8日から13日まで英国に滞在し、「中米経済・貿易メカニズム」会議が開催されると発表した。
新たな交渉は、トランプ氏と習氏の木曜日の電話会談後に行われるもので、会話の主な焦点は貿易であり、トランプ氏は「両国にとって非常に前向きな結果だった」と述べた。
中国国営通信社の新華社によると、習氏はトランプ氏に対し、米国は「中国に対する否定的な措置を撤回すべきだ」と述べた。
日本のニュース通信社 Japan News Agency