トランプ氏、インドからの輸入に最大25%の関税を課す可能性を発表
ワシントン、7月30日(ヒビヤ)-米国のドナルド・トランプ大統領は、インドと合意に至らなければ、インドからの輸入品に最大25%の関税を課す可能性があると述べた。
インドが20~25%の関税を支払うかどうかという記者の質問に対し、「はい、そう思います」と答えた。
トランプ氏はスコットランド訪問後、ワシントンへ戻る途中、エアフォース・ワン機内で記者団と話した。
大統領は「インドは良き友人だったが、他のどの国よりも高い関税を課している。それは容認できない」と述べた。
米通商代表ジャミソン・グリア氏は月曜日、CNBCのインタビューで、インドとの貿易協定にはさらなる協議が必要だと語った。
「彼らは市場の一部を開放することに大きな関心を示しており、我々も交渉を続ける用意がある。ただ、彼らの意欲の度合いを見極めるためには、さらに数回インドの友人たちと協議する必要があると思う」と述べた。
米商務省によれば、昨年、米国はインドから870億ドル相当の商品を輸入し、インドは米国から420億ドル相当の商品を輸入した。
米国がインドから主に輸入している商品には、医薬品、通信機器、衣料品などが含まれる。
日本のニュース通信社 Japan News Agency