ゼレンスキー：米国、欧州、そして全世界からの行動を期待している
キーウ、8月30日（Hibya）— ウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー大統領は、戦争は政治的声明だけでは終わらず、実際の行動が必要だと述べ、米国、欧州、そして全世界からの行動を期待していると強調した。
ゼレンスキーは、ザポリージャの5階建て集合住宅へのロシアの攻撃の後、すべての緊急対応チームが動員されたと発表した。
同氏は、1人が死亡し、子どもを含む数十人が負傷したと述べた。「またもや普通の集合住宅だった。防空部隊と緊急対応チームは、夜通し他の地域でも活動した」と語った。
同氏によれば、ヴォルィーニ、ドニプロ、ドネツィク、ジトーミル、ザポリージャ、イヴァーノ＝フランキーウシク、キーウ、リウネ、スームィ、ハルキウ、フメリニツキー、チェルカースィ、チェルニウツィー、チェルニーヒウの各地域が攻撃の影響を受けた。
前回の攻撃に対する世界の反応を目にしたが、ロシアは再び言葉を意に介さない姿勢を示したため、現実的な行動を期待していると強調。さらに次のように述べた。
「モスクワが指導者級会合の準備に割り当てられた時間を、新たな大規模攻撃の遂行に利用しているのは明らかだ。外交に再び窓を開く唯一の方法は、ロシア軍を資金提供するすべての者に対して厳しい措置を講じ、銀行・エネルギー分野を含む実効性のある制裁をモスクワに科すことだ。」
最後に「この戦争は政治的声明だけでは終わらない。実際の歩みが必要だ。米国、欧州、そして全世界からの行動を期待している」と結んだ。
日本のニュース通信社 Japan News Agency
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