JD・ヴァンス氏、米国が北極圏の島における利益を「いかなる状況でも」守ると発言
ワシントン、4月4日(Hibya)- デンマークのメッテ・フレデリクセン首相が木曜日にヌークで、グリーンランドの新旧指導者であるイェンス=フレデリック・ニールセン氏およびムーテ・B・エゲデ氏と巡視船上で共同記者会見を行った後、米国副大統領のJD・ヴァンス氏は、米国が北極圏の島における利益を「いかなる状況でも」守ると述べました。
JD・ヴァンス氏は、「これは我々の安全保障にとって重要であり、ミサイル防衛にとっても重要であり、我々はどんなことがあってもアメリカの利益を守る」と述べました。
ヴァンス氏は、グリーンランドの人々が「デンマークからの独立を望んでいることを非常に明確に表明した」と主張し、米国の援助が、現在もグリーンランドの安全保障と防衛政策を管理し続けているデンマークが支給している年次交付金を上回ることになると述べました。
「大統領によれば、我々はグリーンランドの人々にもっと多くの資金を提供できる。なぜなら、安全保障はアメリカにとって非常に重要だからだ」と付け加えました。
ヴァンス氏によれば、デンマークが支給している交付金はグリーンランドでは1人あたり年間6万ドルに相当するとのことですが、ホワイトハウスがこの数字をどう導き出したのかは不明です。
デンマークの放送局DRは、コペンハーゲンが昨年グリーンランドに43億デンマーククローネを拠出したと報じています。この金額をグリーンランドの人口57,000人で割ると、1人あたり約75,000クローネ、つまり約11,000ドルになります。
今週初め、ワシントン・ポストはホワイトハウスの予算局がグリーンランドを管理するコストと、その天然資源からどれだけの収益が得られるかを評価していると報じました。
フレデリクセン首相は水曜日にグリーンランドに到着し、本日出発する予定です。
日本のニュース通信社 Japan News Agency