ラザリーニ氏:ガザでは「二度と繰り返さない」という約束が再び守られなかった
ニューヨーク、5月20日(Hibya)— UNRWA(国連パレスチナ難民救済事業機関)のフィリップ・ラザリーニ総委員長が、ブリュッセルで開催された欧州人道援助フォーラムで発言した。
ラザリーニ氏は、国際社会がガザの人々に対する人道的責任を果たせていないと述べた。
「ガザの人々にとって『二度と繰り返さない』という約束は、またしても果たされなかった。私たちは日々、この責任を目の前で無視している」と語った。
現在の戦争により、ジュネーブ条約を含む国際人道法が事実上無効化されていると強調し、この状況はイスラエルとパレスチナにとどまらず、世界規模で深刻な影響を及ぼすと警告した。
「『二度と繰り返さない』という言葉は選択的に適用されてはならない。それは人類に対する私たち共通の誓いである」と締めくくった。
日本のニュース通信社 Japan News Agency