ラブロフ氏、イラン外相にモスクワがイスラエルの軍事行動を非難していると伝える
モスクワ、6月14日(ヒビヤ)-ロシア外務省は声明で「ロシア側は、イスラエルが国連憲章と国際法に違反してイランに対して行った軍事行動を改めて非難する」と述べた。
声明によると、ロシア外相セルゲイ・ラブロフはイラン外相アッバース・アラグチーとの電話会談で、イランの核計画をめぐる状況の解決とイランとイスラエル間の対立緩和を促進する用意があることを強調した。
ロシア外務省は「イランの核問題の解決およびイランとイスラエル間の緊張緩和の努力を継続する用意が確認された」と述べた。
この会話は、6月13日に行われたロシアのプーチン大統領とイランのマスード・ペゼシュキアン大統領の電話会談の続きとして、イラン側の主導で行われたとされる。声明では「ロシア側は、国連憲章と国際法に違反してイランに対するイスラエルの軍事行動を再び非難した」と強調された。
また、ラブロフ氏はイラン領土への攻撃により多数の犠牲者(民間人を含む)が出たことに対して、同僚に哀悼の意を表した。ロシア外務省は「この問題について、国連安保理、IAEA理事会、SCOおよびBRICS内での議論も含め、接触を継続することで合意された」と述べた。
日本のニュース通信社 Japan News Agency