プーチン大統領、セルビアのヴチッチ大統領と会談
北京、9月2日(Hibya)— ロシアのウラジーミル・プーチン大統領は、セルビア共和国のアレクサンダル・ヴチッチ大統領と会談した。
ロシアのプーチン大統領は、中国人民の対日抗戦勝利および第二次世界大戦終結80周年の式典に出席したセルビアのヴチッチ大統領と会談した。
プーチン大統領は、ロシアとセルビアの戦略的パートナーシップが双方に相互利益と良好な成果をもたらしていると強調し、「昨年は残念ながら貿易がやや減少した。しかし今年は前向きな動きが見られ、我々の課題はそれを定着させることだ」と述べた。
さらに、「貿易・経済分野での共同作業を継続する用意がある。われわれは、あなたの指導の下でセルビアが追求する独立した外交政策を見ており、尊重している。二国間および地域の課題について議論できる機会を得られ、嬉しく思う」と述べた。
一方、セルビアのヴチッチ大統領は、あらゆる分野でロシアとのハイレベルな協力がセルビアにとって重要であると強調し、「協力を維持するだけでなく、強化・拡大する機会を得たい。わが国にとってエネルギー部門とガス供給は死活的に重要だ。ハンガリーへの原油パイプライン建設により、エネルギー部門の発展は前進するだろう」と述べた。
ヴチッチ大統領は、ロシア鉄道やロスアトムを含むロシア企業がセルビアのインフラ事業への参加に関心を示していることに謝意を示し、「大統領閣下、ウクライナ危機の始まり以来、セルビアは非常に厳しい状況と大きな圧力に直面している。それでも、われわれは原則的立場を守り、セルビアの独立を擁護してきた。現在、欧州でロシア連邦に制裁を科していないのは我が国だけだ。もちろん今後も軍事的中立を維持する」と述べた。
日本のニュース通信社 Japan News Agency