LGBTQ+のカトリック信者がバチカンで歴史的な巡礼に参加
ローマ、9月7日(Hibya)― 虹色の服を着て十字架を持つ約1,400人のカトリック信者が、バチカンの聖年の一環としてローマで行われる初めての公式に認められたLGBTQ+巡礼に参加している。
20か国からの巡礼者は今週末、祈りの徹夜祭やミサ、その他の行事に参加するが、教皇レオ14世との私的な会見はない。
前任者のフランシスコ教皇は4月に死去し、ローマ・カトリック教会のLGBTQ+コミュニティに関する教義を変えることはなかった。しかし、2023年にいくつかの勧告を含む勅令を発表した。
その中には、司祭が同性カップルを祝福することを許可するというものもあり、この動きは特にアフリカの保守的なカトリック信者を怒らせた。
土曜日、LGBTQ+コミュニティのメンバーは和解を象徴する行列として「聖なる扉」を通ってサン・ピエトロ大聖堂に入った。
この扉は25年に一度、ローマ・カトリック教会の聖年を祝うために開かれる。
New Ways Ministryの事務局長フランシス・デベルナルドは、National Catholic Reporterのウェブサイトで次のように語った。「LGBTQの人々は、自分たちが教会の一部であると言うために行進しているだけではなく、教会の公式な機関が彼らを迎え入れ、彼らが自分たちの物語を語るのを助けているのです。」
日本のニュース通信社 Japan News Agency