リスク回避姿勢で銅価格が下落
イスタンブール、12月16日(Hibya)― リスク回避姿勢が金融市場を覆う中、商品、株式、暗号資産が下落し、銅先物は火曜日に1ポンド5.3ドルを下回り、4カ月ぶりの高値から後退した。
供給ショックと米連邦準備制度理事会(FRB)の利下げが重なり、銅価格は連続して過去最高水準に達し、新しい週の初取引では5.3ドルまで上昇していた。
投資家はまた、来年のFRBの政策見通しに影響を与える可能性のある、遅れて発表される米国の雇用統計を注視していた。さらに、経済活動の減速と世界最大の消費国である中国での強力な政策支援の欠如も市場の重しとなった。
それでも、世界の主要鉱山で続く供給障害や、トランプ政権が精製金属に関税を課す可能性があるとの見方から、銅は引き続き支援を受けた。
日本のニュース通信社 Japan News Agency