チリで極右のホセ・アントニオ・カストが新大統領に就任
ストックホルム、12月15日(Hibya)— 治安、移民、犯罪が主要争点となった選挙戦の末、チリは極右のホセ・アントニオ・カストを新たな国家元首に選出した。
3度目の大統領選に挑んだカストは、与党左派連合の候補ジャンネット・ハラを得票率58%超で圧勝した。
これは1990年に軍事独裁が終結して以来、チリが右へ最も大きく転換したことを示す。カストは、チリの元右派独裁者アウグスト・ピノチェトを公然と称賛する政治家だ。
当選後、支持者に向けた最初の演説でカストは「チリは再び犯罪、痛み、恐怖から解放される」と述べた。
「犯罪者やごろつきの人生は変わる。彼らを捜し、見つけ、裁き、その後、刑務所に送る」と付け加えた。
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