タヤーニ、政府間調整テーブルを開設
ローマ、11月14日(Hibya)— イタリアの副首相兼外務大臣アントニオ・タヤーニは、国際的な腐敗対策を目的とした政府間調整テーブルの活動開始を正式に発表した。
会議には、内務大臣マッテオ・ピアンテドージ、司法大臣カルロ・ノルディオ、そして国家汚職対策庁(ANAC)長官ジュゼッペ・ブシアが参加した。
タヤーニ氏は、腐敗防止が政府の最優先事項の一つであると強調し、この問題は国内安全、外交政策、経済成長と直接関連していると述べた。また、イタリアは法の支配と透明性文化を国家競争力の要と捉えていると説明した。
さらに、メキシコ代表団も会議に参加しており、両国にはすでに法的外交、反腐敗、組織犯罪対策などの分野で構造的協力が存在し、その取り組みは国際的な模範となりうると述べた。
最後にタヤーニ氏は、イタリアが今後も国際的な腐敗防止の強化に積極的な役割を果たし続けると強調した。
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