トランプ氏、コーヒーとバナナの関税を緩和へ
ワシントン、11月14日(Hibya)— トランプ政権は木曜日、4つの中南米諸国との貿易協定に基づき、コーヒーとバナナの輸入関税を引き下げると発表した。
アルゼンチン、グアテマラ、エルサルバドル、エクアドルとの協定は、ドナルド・トランプ米大統領の経済政策や生活費に関する懸念が強まっている時期に締結された。
初期枠組みによると、グアテマラ、アルゼンチン、エルサルバドルからの製品には10%の相互関税が課され、エクアドルから米国への輸入には15%の関税が適用される。しかしこれらの協定では、米国内で「十分な量」が生産されていないコーヒーなどの製品が免除される。
今週、トランプ氏と財務長官スコット・ベッセント氏は、今年米国で約20%上昇したコーヒーの価格を引き下げると約束した。ベッセント氏はまた、バナナやその他の果物に対する関税緩和も示唆した。
政府高官らは木曜日、4か国からの輸入品のうち、関税免除の対象となる見込みの例としてコーヒー、カカオ、バナナを挙げた。
グアテマラとエクアドルは、米国へのバナナ輸出量が最も多い国のひとつである。
米国はグアテマラを含む中米諸国からコーヒーを輸入しているが、米農務省のデータによると、米国へのコーヒー最大の輸出国はブラジルであり、ブラジルは協定の対象外である。
日本のニュース通信社 Japan News Agency