ドイツ、兵士数を増加へ
ベルリン、11月14日(Hibya)— ドイツの連立政権は、数か月にわたる政治的対立の末、兵士数を増やすための新たな徴兵計画に合意した。
新たな徴兵計画では、18歳のすべての男性に兵役適性を判断するためのアンケート記入が義務付けられ、2027年以降は健康診断の受診も必要となる。
この決定は、ベルリンがヨーロッパで最も強力な通常軍の構築を目指している中で下された。
議会は2025年末までにこの計画について採決を行う見通しだ。
今年初めの連立協議の際、メルツ率いる保守系CDU/CSUと中道左派SPDは、兵役制度の再導入を「当初は」任意とすることで合意していた。
ドイツ連邦軍(Bundeswehr)は現在約18万2千人の兵士を擁している。新たなモデルでは来年この人数を2万人増やし、今後10年で約20万人の予備役の参加により25万〜26万人規模へ拡大することを目指している。
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