UNRWA:ガザでのサービス提供能力は唯一無二
ニューヨーク、11月14日(Hibya)- 国連パレスチナ難民救済事業機関(UNRWA)のフィリップ・ラザリーニ事務局長は、国連総会第四委員会での演説で、ガザにおける同機関のサービス能力について情報を共有した。
ラザリーニ氏は、UNRWAは1万2千人の職員を擁し、地域社会から最も信頼され、最も幅広いサービス提供能力を持つ機関であると述べ、「UNRWAのガザにおけるサービス提供能力は唯一無二だ」と強調した。
声明によると、UNRWAはガザの一次医療サービスの40%を提供している。同機関は予防接種キャンペーン、栄養スクリーニング、水質測定、害虫対策活動を通じて公衆衛生を支え続けている。
UNRWAが運営する井戸、淡水化システム、廃棄物管理サービスは数十万人に恩恵を与えている。教育分野でも重要な役割を担い、4万人以上の子どもに対面授業を、約30万人の子どもにオンライン教育を提供している。
ラザリーニ氏は、ガザにおけるUNRWAの人道支援サービスを継続するためには国際的な支援が不可欠であると強調した。
日本のニュース通信社 Japan News Agency