フランス・リモージュで覆面の暴徒が高速道路で暴力、警察と衝突
パリ、7月20日(Hibya)— フランスのリモージュ市で夜間に発生した激しい襲撃事件で、武装した覆面の人物数十人が警察と衝突し、高速道路で車両を標的にした。警察によると、事件はギャング間の抗争と関係している可能性があり、警官9人が負傷した。
当局によると、金属棒、花火、火炎瓶で武装した数十人の覆面の襲撃者が、土曜早朝にフランス中部のリモージュにある高速道路で警察と衝突し、車両を攻撃した。
この夜間の暴力事件では警察官9人が負傷し、事件はギャング同士の抗争に関連していると見られている。
襲撃者らはRN141高速道路を封鎖しようとし、交通を妨害した上で、石や金属棒、火炎瓶など様々な武器で警察に攻撃を加えた。警察は催涙ガスと群衆制御措置で対応した。
地元警察組合のリーダー、ローラン・ナドー氏は「100~150人の武装した準備万端の覆面の人物がいた」と述べた。
リモージュ市長エミール・ロジェ・ロンベルティ氏はこの集団を「都市型ゲリラ部隊」と形容し、「これは抗議でもデモでもなかった。メッセージや目的はなく、ただ破壊と力の誇示だった」と語った。
日本のニュース通信社 Japan News Agency